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2006/01/19
自民・伊藤議員は会見するなら国会で発言を 松本政調会長が批判


松本剛明政策調査会長(『次の内閣』ネクスト官房長官)は19日午後、『次の内閣』閣議を終えて党本部で記者会見を開催し、閣議の内容について報告したほか、自民党の伊藤公介衆議院議員が、耐震強度偽装問題をめぐって行った記者会見についてもコメントした。

 この松本政調会長の記者会見は、蓮舫政調副会長の司会の下で行われ、閣議の内容についてまず詳細に報告が行われた。そして記者団から、この日午前に行われた自民党の伊藤公介衆院議員の記者会見について問われた松本政調会長は、伊藤議員が、小嶋社長と一緒に国交省には行ったが、耐震構造偽装は知らなかったなどとしたことについて、「内容については、色々と質したい点がある」とまず厳しく指摘。

 松本政調会長はその上で、「記者会見をしたからそれで済むということではなく、それだけお話をしたいことがあるのなら、堂々と国会へおいでいただき、是非お話をいただきたい」と皮肉り、自民党・伊藤公介衆院議員の証人喚問をあくまで求めていく姿勢を改めて強調した。

 また、伊藤議員の証人喚問に消極的な態度を貫く自民党の姿勢についても問われた松本政調会長は、「伊藤さん自身が会見もして、特に問題がないとおっしゃるのであれば、是非むしろ、ご自身のためにも国会に出てきていただきたい」と述べた上で、「国民の皆さんが、あの記者会見で幕引きをされるということと、国会へ出てきてお話をするのと、どちらが納得をされるのか、自民党の皆さんにも是非判断をしていただきたい」と指摘し、事実解明に消極的な自民党の姿勢に苦言を呈した。
関連URL
  (→ 次の内閣 議員年金廃止法案などについて活発に議論 )
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=6533
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