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2005/05/28
聞く耳持たずの与党側の対応はきわめて遺憾 岡田代表が記者団に
 岡田克也代表は28日夜、羽曳野市でのタウンミーティングを終えた後、記者団の質問に答え、郵政民営化法案をめぐる与党側の対応を改めて批判。小泉首相の靖国参拝問題などをめぐる発言にも改めて苦言を呈した。

 郵政民営化法案をめぐる与党側の対応については、「聞く耳持たずで、きわめて遺憾だ。いつまでもこんな形で勝手に進めていけば、それは国民の批判を当然浴びることになる」と指摘。「国会は対話の場であり、もう少し賢明な対応が必要だ」とした上で、民主党としては、「廃案にもっていくということであれば、あらゆる手段を駆使しなければならない。途中の経過が見えにくいのは覚悟の上だ」との強い決意を改めて示した。来週以降の対応についても、今の状況が続けば、審議に応じるわけにはいかないとの、基本的認識を示した。

 また、小泉首相の靖国問題等に関する最近の発言についても、岡田代表は、「総理大臣たる者、国益を踏まえて判断をすべきで、小泉総理の今の対応は理解し難い」と厳しく指摘し、なぜ批判されるのか分からないと言う小泉首相に対し、「言いっ放しにするのではなくて、自分の信念を理解させる努力を、政治生命をかけて行うべきだ」とした。更に岡田代表は、「小泉総理の色々な発言をきっかけに、日本にとってマイナスに働きつつあることをいったい今、どう考えておられるのか。はっきりと答えていただきたいと思う」と批判した。
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