2005/06/15
竹中担当相不信任決議案提出を見極めたい 鉢呂委員長が会見で
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鉢呂吉雄国会対策委員長は15日午前、国会内での共産・社民両党との国対委員長会談終了後に記者会見し、会談の経過や、郵政民営化関連法案の審議について報告した。
会談の冒頭、衆院郵政民営化に関する特別委員会の質疑時間の割り当てについて、共産党より指摘があって意見を交換したが物別れに終わり、共産党は退席。鉢呂国対委員長は、今後の国会対応のあり方に関して民主党と社民党で協議し、郵政民営化関連法案が「重要なところで答弁が二転三転」し、「法案自体の問題点も明らかになっている」ため、「当初どおり、法案については反対し、廃案にすべきであると強く主張する」こと、会期延長問題については、「19日をもって閉じるべきで、採決には反対する」との共通の考えに立ったと語った。
鉢呂国対委員長は、本日の郵政民営化特別委員会では、郵政民営化問題に関する折込みチラシの随意契約発注と竹中郵政民営化担当相の関与について、厳しく迫っていきたいと述べた。また、記者の質問に答えて、自民党内の郵政民営化反対派への会期延長反対の働きかけ、竹中担当相の不信任決議案提出に関しては、特別委員会の経過や推移を見極めて対処したいとの認識を示した。
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