1998/06/04
不信任案提出に向け、野党国対が協力態勢
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○参院・議院証言法改正で各党の態度表明求める
石井一国対委員長は4日、平和・改革、自由党との野党3党国対委員長会談を行い、内閣不信任案提出に向け、週明けにも幹事長会談などで引き続き協議することを確認した。 また、角田義一参議院国対委員長は3日の定例記者会見で問責決議案提出の時期について「もうちょっと様子を見てから」としながら、「(共産党も含め)野党4党の結束は固い。自民党はあなどってはいけない」と、野党の足並みが揃っていることを強調した。
野党は特に「議院証言法改正問題は今国会で決着をつける」との点で一致しており、閣外協力を解消した社民党、さきがけの対応が注目される。
証人喚問のテレビ中継を解禁する法改正は、衆院では全会一致で参院に送られているが、参院自民党が反対の姿勢、社民党は「党内で未調整」との対応をしている。角田参院国対委員長は「与野党修正協議がまとまることを願いながら、場合によっては採決を要求する」として、各党の態度を国民の前に明らかにすべきと主張している。
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