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2006/01/30
2回目の代議士会開き、野田国対委員長、国会対応報告
 民主党・無所属クラブは30日、22時40分から国会内でこの日2回目となる代議士会を開き、野田佳彦国対委員長が国会審議の経緯と報告を行った。

 第1回目の代議士会終了後に行われた役員会で協議した国会対応をめぐって野田国対委員長は、「基本的には私、野田にご一任いただいた」として、国対一任となったことを明らかにした。

 予算委員会の経緯については、米国産牛肉の輸入再開に際し、事前に調査団を派遣するという閣議決定がなされたにもかかわらず、実際には調査を行わなかったことに関する中川農水相の答弁に対し、委員長が政府統一見解を求めて委員会が休憩となったことを改めて報告。野田国対委員長は「与党側からは不十分なものが出てくる恐れがあったが、もう一度質疑を通じてそのことを明らかにしていくべきと判断した」と、委員会再開同意に至った理由を述べた。

 野田国対委員長はまた、予算委員長から予算委員会が混迷を極めるなか、本日の日程をこなすという強引なことはやめるべきとの「驚天動地」の見解が示され、それを受けて自民党国対から民主党への要請があったことを明らかにした。その結果、最終的には予算委員会における民主党の提案を受け入れる形で、本日予定されていた環境委員会、総務委員会、本会議の質疑を行わないこととなったことを野田国対委員長は報告。この時点で禁足も解かれた。
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