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2005/08/23
「民主党は政策に妥協はしない」岡田代表、鹿児島で


 岡田克也代表は23日、鹿児島県を訪れ、鹿児島県第1区では川内ひろし予定候補と、第3区では野間たけし予定候補と、そして第4区では浜田健一予定候補とともに街頭演説会を挙行。足を止め、耳を傾ける多くの聴衆に、民主党と自民党の政策の違いを示し、どちらがより国民のための政策かを判断してほしいと訴えた。

 岡田代表は、「今回の総選挙は、小泉自民党がいうように郵政問題という一つの政策だけを問うものではなく、これから3年、4年先のことを考えて判断しなければなりません」と強調した。今度の選挙で政権奪取を目指している民主党の立場を改めて主張するとともに、「ですから、私たちは政策について妥協はしません」と強い意志を表明。自民党のいい加減なマニフェストと比べて、具体的な数字も、実現までの期間も明示してある民主党のマニフェストが、いかに真剣に議論を重ねた結果で国民のためのものとなっているかを強く訴えた。

 さらに、岡田代表は重要な政策として年金と子育て支援政策の二つを強調した。同時に、農業政策についても触れ、「自民党政権下の50年間に渡る農業政策の結果、(日本の農業は)跡継ぎがいない、やり甲斐がないなどひどいものとなってしまった」と分析。その上で、岡田代表は「民主党は、農業予算の使い方を大胆に変え、農業従事者への直接所得保障などへまわします」などとして、農家本位の農業政策を行っていくことを約束した。

 最後に岡田代表は、「限られた予算を見直し、メリハリのある使い方をする。ムダを省きながら財政を立て直していく。これができるのは民主党だけだ。小泉総理にはできない。ぜひ、民主党へ皆さんのお力を」と訴え、さらなる支持を求めた。
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