2006/02/08
大所高所から政府の姿勢を追及する 野田国対委員長、会見で
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野田佳彦国会対策委員長は8日午前、国対役員会終了後に国会内で記者会見した。
野田国対委員長は冒頭、秋篠宮妃紀子様の第3子ご懐妊に言及し、「心よりお慶び申し上げる」と祝意を述べた。また、外野でのにぎやかな議論は慎むべきで、無事のご出産と元気なお子様のご誕生を穏やかに見守りたいとの認識を表明。小泉首相の任期中に、皇室典範改正についての拙速な議論はすべきではないとした。
また、8日の予算委員会で質疑に立つ議員名と質疑のテーマを発表し、「緊張感を持って臨む」と大所高所から政府の姿勢を厳しく追及する意欲を見せた。さらに、明日の本会議の日程や各委員会での質疑の内容などを説明した。
皇室典範の改正に関する党内論議の進め方について、記者から質問を受けた野田国対委員長は、今国会に改正案を提出しようとする小泉首相の構えに対して、全く準備をしていない状況でも問題があるとの考えを表明。拙速に意見集約を行うべきではないと強調した上で、ヒアリング等を静かに実施するなど、万が一に備えることも必要との考えを示した。
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