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2006/02/08
「伴侶の会」開き、党所属国会議員の伴侶約50人が親交深める


民主党は8日、東京都内で「伴侶の会」を開き、党所属国会議員の伴侶約50人が一堂に会して親交を深めるとともに、国民本位の政治の確立を目指す民主党議員の伴侶としての心構えなどについて再認識した。

 開会前に会場に到着した前原誠司代表、鳩山由紀夫幹事長はそれぞれ、出席者となごやかに歓談。会の冒頭の挨拶に立った前原代表は先の衆院選で落選した議員のことがいつも頭から離れないとして、次期総選挙での勝利を目指して地域活動を展開しているそうした仲間の思いを重く受け止め、党運営に力を尽くしていく考えを示した。

 また、政策や意見の違いばかりがクローズアップされて報道されがちだが、党所属議員はすべて、今の政治ではダメだとの思いで日本再生を目指す同志だとの認識を示した前原代表は、「すべての同志は貴重な宝だと思っている」と訴え、政策の違い、意見の違いは議論しあい、まとめ上げていくとの従来からのスタンスを改めて強調。党内をまとめていくのは自らの責務だとして、「一人ひとりの能力が最大限に生かせるような環境を作り上げていく」と表明した。

 鳩山幹事長は「前原代表のもと一丸となって戦っている」と述べ、国会では日本社会にかげりを見せ始めている小泉改革の影の部分の追及に全力をあげていることを報告した。
 
 「追及だけでなくどういう日本の未来が望ましいかという青写真も示していける政党の姿も見せたい」とも語り、提案・対案路線を貫いていく考えを示し、「政権交代が目的ではなく、いい国を作っていくための政権交代の実現に向けがんばっていく」と述べた。
 
 鳩山幹事長は「お一人お一人の人生も楽しく」とも語り、政治家の伴侶である前に一人の人間としてのライフスタイルを追求することも忘れないでほしいと語った。
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