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2005/07/05
都議選の報告、今後の党務・政務への取り組みを確認 常任幹事会
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5日午前、国会内において第339回常任幹事会が開催され、東京都議会議員選挙の報告、郵政法案への取り組みなどについて報告・承認が行われた。
鹿野道彦常任幹事会議長が、本日は特に緊張した日であること、また都議選の勝利で久しぶりに民主党が新聞の大見出しになったことに触れ、開会を告げた。
冒頭、岡田克也代表が挨拶に立ち、都議選の結果を受けて、(1)石原都政に対して言うべきことをはっきり言うことが都民への公約となった、(2)都議選での候補者擁立方針を踏まえて統一自治体選挙に向けての対応を急ぐべきだ、などと述べた。また、郵政民営化法案については、廃案をめざしてぶれのないしっかりした対応をすると語った。
続いて、川端達夫幹事長が報告に立ち、都議選では現有19議席が35議席にまで伸びたこと、11選挙区で複数候補を擁立し、5選挙区において2名当選を果たしたことなどを報告するとともに、都議選の応援における不規則な支援の問題については、精査した上で、次回の常幹に提案を行うことを述べた。また、同日に行われた兵庫県議選補選でも勝利したことを報告した。
鉢呂吉雄国会対策委員長は、郵政民営化に関する特別委員会においては、わが党の17名の委員が109時間を超える長時間審議をたたかい抜いたことを報告し、郵政民営化特別委員会での総括質疑から採決に至る経緯を説明し、本会議における否決の可能性について触れた。
輿石東参議院幹事長は、衆議院の動きを見守りつつ、役員会などを設定して対応していくと報告した。仙谷由人政策調査会長は、7月14日に『次の内閣』を臨時に開き、中期的課題について論議することを報告した。
川端幹事長が、2005年度の党員・サポーター定時登録の結果について、139,963名の登録があり、昨年に比べて約3万人増加したこと、党大会での20万人の目標などに達していないので秋に向けて追加の登録を行うこと、定時登録者に対しては党本部より御礼の葉書を送付することをなどを報告して、承認された。
次に報告・承認事項に移り、まず川端幹事長が、「サラリーマン増税対策本部」の設置、国会議員年金制度見直しについて各派協議会に臨む基本方針、参議院選挙制度改革の基本的考え方、および民主党シンクタンク設立準備委員会の設置について報告し、承認された。玄葉光一郎選挙対策委員長は、岩手県議補選、川崎市議補選における公認決定、各都道府県連における統一自治体選挙に向けた道府県会議員および政令市会議員の候補者擁立作業について報告し、承認された。
次に協議事項に移り、玄葉選対委員長より、川崎市長選の候補者として阿部孝夫氏を推薦することを提案し、承認された。また、国会運営などについて、石井副代表をはじめとして活発な意見交換が行われた。
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