1999/03/17
平成11年度特例公債法案に反対/参院本会議採決で伊藤基隆議員が討論
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17日夜の参議院本会議で、「平成11年度における公債の発行の特例に関する法律案」の採決が行われ、民主党・新緑風会から伊藤基隆議員が、反対の討論に立った。
伊藤議員は、政府の数々の失政をあげながら、日本経済の構造改革の必要性を強調し、その上で「この法案は昨年提出された平成10年度の特例公債法案を少し手直ししただけ。膨張する公債残高について何ら手だてを講じることもなく、財政規律の精神がほとんど見当たらない」として、「このような無責任な法案にはとうてい賛成できない」と主張した。
法案は自民党などの賛成多数で可決、成立した。
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