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2005/07/28
両院議員懇談会を開催、議員年金について協議


28日午後、国会内で両院議員懇談会が開かれ、国会議員の議員年金制度について協議が行われた。

 冒頭、岡田克也代表が挨拶に立ち、参議院で審議中の郵政民営化関連法案の審議にまず言及。「まだまだ議論すべきことがたくさんある。議論すればするほど更に疑問が深まる状況にある」と指摘し、「しっかりと審議をしていくことが極めて重要」との見解を改めて示した。

 岡田代表はまた、郵政民営化以外にも内外に重要な課題が山積していると指摘し、6カ国協議やアスベスト問題、日本道路公団の官製談合事件を例示。さらに、自民党の山崎元幹事長へ検察審査会が下した起訴相当との議決に言及して「迂回献金の疑惑が更に深まった」と表明。各委員会に対して、残された会期での審議を通じて国会の責任を果たすよう要請し、「国民の期待に応えなければならない」と訴えた。

 懇談会では、先の第339回常任幹事会で承認された「国会議員年金制度見直しに関する各会派協議会に臨む基本方針」について、川端達夫幹事長が報告した後、出席議員との間で意見が交換された。
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