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1999/12/03
候補者選抜中心から臨戦態勢へ/熊谷幹事長代理が会見で
民主党の熊谷弘幹事長代理は3日、国会内で記者会見し、「鳩山代表は解散について来年1月が最も可能性が高いと判断しており、本日をもって党の全態勢を総選挙に向けて組み替えていく」と述べ、全選挙区での準備を急ぐ決意を明らかにした。

 このなかで熊谷幹事長代理は、「青森で党県連が発足した結果、全国で支部体制ができた。これまでは候補者選抜の作業に追われてきたが、今後は政策やスローガンの決定、比例・地方区での戦い方の点検など、具体的な選挙準備を固めていく」と強調。

 さらに熊谷幹事長代理は、自民党側が年金法案をめぐる野党共闘について「共産党主導だ」などと中傷していることについて触れ、「野党が民主主義のルールに従うのを要求して行動したことに対しこんなことを述べるのは、談合政治屋のなれの果てのような発言だ」と強く反論した。
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