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1999/12/08
理念のない定数削減方針には反対/鳩山代表が会見
 民主党の鳩山由紀夫代表は8日の定例記者会見で、政治資金規正法改正案問題について触れ、「与党3党は衆議院比例区定数20削減案で一致しているが、当初掲げていた50削減の残り30の扱いについては各党ともまちまちだ。このような理念のない削減方針には賛成できない」とする一方、政治家個人への企業・団体献金の禁止措置を優先すべきとの考えを明らかにした。

 鳩山代表はこのなかで、「公明党の賛成により与党3党は付則10条の解除で一致したが、いったい国民の声はどこへいったのか。われわれ自身にとっても厳しい措置だが、あくまで適用を求めていく。国民はどの党が金権体質なのかを見極めて欲しい」と強調した。
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