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1999/12/17
真の独立へ一層の支援を/東ティモールのグスマオ氏招き懇親会
民主党の竹村泰子参議院議員が代表を務める東ティモール問題を考える議員懇談会は17日、来日中の東ティモール民族抵抗評議会議長シャナナ・グスマオ氏を衆議院議長公邸に招き、懇親会を開いた。
 伊藤衆議院議長、渡部副議長らが祝辞を述べ、11月に東ティモールを訪れた羽田孜幹事長が「グスマオ氏が自立を語り、市民はそれに歓喜で答える。それを見たとき、この国は健全に立ち上がると確信した。私たちはこれからも支援していく」と挨拶した。
 グスマオ氏は、「ティモール・ロロサエ(日の昇る国ティモール)から、日の昇る国日本へ、私は、国民からのメッセージを持ってきた。それは、日本の皆さんの努力と援助とに対するお礼の言葉だ。さらに、真の独立を勝ち取るための支援をお願いする」と感謝の言葉を述べた。
 なお、これに先だって、東ティモールの復興のために少しでもお役に立てればと、民主党議員有志のカンパによる義援金が手渡された。
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