1999/11/25
宗教と政治を考える会第5回勉強会ひらく
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民主党の有志議員などからなる「宗教と政治を考える会」は25日、党本部で第5回目の勉強会を開いた。この日は全日本仏教会の野生司(のおす)祐宏総務部長と日蓮宗浄延院の菅野啓淳住職(宗立谷中学寮監)が講演した。
野生司氏は、「現在、日本には伝統仏教の寺院・教会・布教所が7万7千か所あるが、全日本仏教会に加盟する寺院はその9割を超している」「単純計算で一選挙区に250の寺院があり、総選挙では毎回公明・共産党を除く200人前後を推薦している」などと講演。
また、菅野氏は、日蓮宗・日蓮正宗・創価学会・顕正会について、その違いを仏教の末法思想や日蓮聖人の法華経観などからわかりやすく解説。創価学会について「信者団体が宗教法人格を持っているのがおかしい、違法だ」と述べるとともに、若い人に急速に広まっている顕正会の危険性について注意をうながした。
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