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1999/11/24
「バラマキ」から「やる気の支援」へ/中小企業政策・商店街振興策まとめる
 民主党は24日、ネクストキャビネットの閣議で、中小企業活性化推進プロジェクトチーム(座長大畠章宏衆議院議員)がまとめた「民主党中小企業政策・商店街振興策」を了承した。足立良平消費者・産業担当ネクスト大臣と、取りまとめの中心になった同PT事務局長の木俣佳丈参議院議員が、鳩山代表とともに会見して発表した。

 この政策は、これまでの野放図な「バラマキ政策」から「やる気が出る政策」への転換が必要であるとの考え方を基本に、具体策として(1)事業承継税制の強化や同族会社の留保金課税の見直しなど「やる気」を支援する税制改革(2)貸し渋り対策など中小企業を元気にする金融対策(3)「1%ベンチャーキャピタル構想」「ベンチャーインキュベーター」など、創業・ベンチャー企業への支援策(4)起業家教育振興、教育訓練給付など中小企業へのソフト・人材支援策(5)中小企業技術革新制度の抜本的強化など「技術で勝負する」中小企業への支援策(6)情報通信技術との一体化や教育環境づくりなど、「ものづくり」基盤対策の強化(7)まちづくりと一体となった商店街の振興――などが柱となっている。

 プロジェクトチームでは、これらの政策をコンパクトにまとめたA5版12ページのパンフレットを準備中で、出来次第全国に配布する予定。
関連URL
  民主党 中小企業政策・商店街振興策の提唱〜「バラマキ」から「やる気の支援」へ
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=11681
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