民主党の菅直人代表は20日、クリントン米大統領の訪日を歓迎し、「日米両国が国際政治・経済に共同して役割を果たすという前向きな姿勢を両首脳が再確認したことに対し、率直に高く評価したい」とする日米首脳会談についてのコメントを発表した。
コメントでは経済問題について「政府の緊急経済対策は近い将来、日本国民のみならず米国や国際社会の批判を招くおそれがある」として、民主党は先に提案した「構造改革につながる景気・雇用対策」など、「質の高い対案を示すことによって国際的貢献をしたい」と述べている。
核関連施設疑惑など北朝鮮情勢については「日米韓が緊密な連絡を取り合って対応」するよう要望している。
最後に「クリントン大統領も指摘したように、『強い日本』を取り戻すためには痛みを覚悟してもこの国のシステムを変える勇気を持たなければなりません」と述べ、「日本をポジティブに変えることができるのは真の改革路線を掲げる民主党である」とアピールしている。
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