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1999/10/14
「増え続ける借金、君たちは許すのか」仙谷由人企画局長が学生と語る


 民主党企画局長の仙谷由人衆議院議員が14日夜、武蔵野市の成蹊大学で行われた民主党を応援する学生の会主催の「仙谷由人さんと語る会」で講演した。「民主党を応援する学生の会」では月1回のペースで民主党の国会議員や、地方自治体議員などを招き勉強会を続けている。

 あいにくの大雨の中集まった約30人の大学生を前に仙谷議員は、「一流大学を出て一流企業に入る時代は終わった」「日本でも行動力とアイデアで勝負する時代がきた」として、最近の日本の経済構造の大きな変動を、日米のサービス産業の雇用人口の比較などを示しながら説明。また爆発的に増える日本の公債残高の数字をあげて、「みなさんは今大変豊かな生活をしているが、現役世代やお年寄り世代がこれまでのいい目を続けるためにこれだけの借金を増やしている。若い世代が投票に行かないとこれを許すことになり、今後大きな負担を背負うことになる」などと語りかけた。 参加した学生からは、「民主党と自民党の産業政策の違いは何か」「解散総選挙の時期はいつごろか」「民主党が衆議院で比較第1党になった場合の連携相手は」などの質問が出され、仙谷議員はさまざまな背景を説明しながらていねいに答えていた。
 
 また講演の後は、さらに吉祥寺駅近くの居酒屋に場所を移し2次会。学生達は席を替わりながら仙谷議員の前に座り、酒を酌み交わしながらさまざまな質問、疑問をぶつけ、仙谷議員も楽しそうに応じていた。
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