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1999/10/22
「藤波氏は即刻議員辞職を」/リクルート事件有罪確定で鳩山代表
 最高裁が21日、リクルート事件政界ルートで受託収賄罪に問われ、二審の東京高裁判決で有罪判決を受けた藤波孝生氏の上告を棄却した。これで藤波氏の有罪は確定した。民主党の鳩山由紀夫代表は同日、これを受けて談話を発表。「最高裁の判断は当然のもの」として、自民党総裁として小渕総理がどのように対処するのか、また藤波氏自身がどのように政治的責任を取るのかを注視する考えを示した。

 これに関連して、鳩山代表は22日党本部で、記者団の質問に答え、「藤波さんご自身の議員辞職即決を期待していたが、昨日来の状況を見るとそうなっていない。この事態を受けて党内で議論をし、即刻議員辞職を求めることを決めた。1992年の公選法改正以降は有罪確定は失職を意味する。法改正前の事件であっても、当然ご自身で判断すべきだ」と述べ、議員辞職を強く求めていく考えを表明した。

 鳩山代表はまた、「リクルート問題は金権腐敗体質の象徴で、政治改革の原点ともなった重大な問題。金権体質から脱却するためにも、2000年には実施すると国民に約束した企業・団体献金の禁止を間に合うよう実施していきたい」と述べた。
関連URL
  藤波孝生氏の上告棄却について(コメント
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=10726
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