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1999/06/09
青年ボランティアを現地派遣/コソボ難民支援で活動計画きめる
 民主党は8日の常任幹事会で、コソボ難民・避難民支援対策本部の提案した今年6月から9月までの活動計画を了承した。

 それによると、まず6月下旬〜7月上旬をめどに、現地調査や支援物資の配布を行う訪問団を派遣。つづいて、民主党青年ボランティアをマケドニアなどに数名派遣し、現地で活動するNGOへの支援活動とともに、日本への情報発信、党スポークスマン、視察・訪問などのコーディネーターとして活動させる。期間は当面3か月で、その後に成果や募金状況を踏まえて必要に応じて延長する。

 また難民支援プロジェクトとして、子どもとお年寄りを中心にした必要物資の配布、障害者や精神的ダメージを受けた難民に対する心のケアやカウンセリングなどの支援も行う。

 難民支援のための募金活動も始める。まず21日の民主党1周年レセプションで支援を訴えるのをはじめ、関係団体の協力を得て全国的に活動を広げる。また、7月3日に行われる歌手の森進一さんらの「じゃがいもの会」主催のチャリティーコンサートのチケット販売に協力することも予定している。
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