1999/06/10
国会の存在を否定する愚挙/平野博文議員、成立のみを急ぐ与党を批判
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中央省庁改革関連法案の採決が行われた10日の衆議院本会議で、平野博文議員が前日の委員会討論につづいて再度登壇し、「政府案は、簡素・効率・透明な行政を実現からかけ離れた内容で、およそ行政改革と称することができないことが国会審議で明らかになった」と反対理由を説明。さらに、膨大な法案を十分に審議せずに成立のみを急いだ与党や政府の姿勢を「自ら国会の存在を否定するような愚挙」と強く批判した。
また内閣機能強化について、「政府案では行政をコントロールする仕組みとしては極めて不十分」と指摘し、民主党案の優位性を強調した。
各会派の討論後、起立採決した結果、民主党の3法案は民主党のみの賛成で否決され、政府案が可決。法案は参議院に送られた。
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