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2006/02/16
都内で連合と民主党国会議員の交流会を開催




16日午後、都内の会議場において、連合と民主党国会議員の交流会が開かれ、和気藹々とした雰囲気の中で率直な意見交換が行われた。

 交流会は古賀伸明連合事務局長の司会の下に進められ、冒頭に高木剛連合会長が挨拶し、連合と民主党の日ごろからの政策を中心とする交流に感謝した。さらに高木会長は、「民主党は頑張ったと国民から言われるような国会にしてもらいたい」と要請するとともに、「連合も応援団として次の選挙では盛り返したいと考えている」と激励した。高木会長は民主党に対して、候補者の擁立をすすめること、党員・サポーター募集に協力しやすいよう党支部の運営に留意することなどを要望した。

 続いて民主党を代表して渡部恒三最高顧問が挨拶し、13回当選のうち最近の4回は連合にお世話になりっぱなしだと語り、自分のことを野中広務元自民党幹事長が野党に行かなければ良かったと言っているのは間違っていると述べるとともに、細川政権が短命に終わったこと惜しんだ。そして、小泉政権の下で国民の生活は苦しくなり、希望が失われているとして、「一日も早く政権交代を実現し、明るい日本を創りたい」と呼びかけた。

 暫くして前原誠司代表が会場に駆けつけて挨拶し、まず日頃の支援に感謝した。前原代表は、本日の衆院予算委員会において永田寿康議員が武部自民党幹事長の次男への選挙コンサルタント料疑惑を取り上げたことに触れ、「ライブドア問題が自民党幹事長に結びついた」と語り、自民党が堀江被告の宣伝に一役買ったことを批判した。前原代表は、額に汗する人のための政治の必要性を強調した後、「来年の参院選での全員当選を目指して頑張っている」と決意を述べ、連合のメンバーの民主党への協力を求めた。
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