1999/07/14
山花貞夫衆議院議員・選挙対策委員長が逝去/政治改革実現に全力/多くの人に愛された気さくな人柄
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民主党の選対委員長を務める山花貞夫衆議院議員(東京比例選出)が14日朝、三鷹市内の病院で急性心不全のため急逝した。63歳だった。
山花議員は1936年2月26日、2・26事件の当日に東京に生まれ、中央大学を卒業後、25歳で弁護士を開業し、労働事件や市民の法律相談などを担当した。76年、40歳で衆議院議員に初当選し、以来8期連続当選を果たした。その間、日本社会党委員長や細川内閣の政治改革担当大臣を歴任後、社会党を離党し、市民リーグを経て、旧民主党結党に参画。選対委員長などを歴任し、政治信条である「自由、正義、改革、創憲」の実現に全力を傾けた。政策に精通しているばかりでなく、えらぶったところの全くない気さくな人柄、ふくよかな笑顔が多くの人に愛された。
今年6月21日、
全国選挙対策責任者会議で
発言する山花さん。最後の
党での仕事となった
この日、菅代表は党本部の記者会見で、山花議員の突然の逝去について「新しい政党運動に力を尽くされ、旧民主党ができる大きな礎(いしずえ)をつくっていただいた。その後、現在の民主党へと再結集し、いよいよ念願の、本当の政権交代を果たす選挙を前に亡くなったことは残念でならない。心からご冥福を祈りたい」と語った。
葬儀の日程等は次の通り。通夜16日(金)午後6時〜、告別式17日(土)12時30分〜、会場はいずれも延浄寺(えんじょうじ)調布市西つつじヶ丘2−30−1電話03−3326−7737。喪主・夫人の山花良子さん。
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