1999/08/26
党代表選 鳩山由紀夫幹事長代理が出馬表明
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●「党の人材・幅広さ示せるよう、明るくさわやかな代表選に」
民主党の鳩山由紀夫幹事長代理は26日午後、衆議院議員会館で記者会見を行い、「友愛とチャレンジ精神、社会正義と刷新――そのような思いで代表選挙に出馬することを決意した」と述べ、党代表選への立候補を正式に表明した。
鳩山幹事長代理は日本の現状について「民主主義はたしかに数合わせの面もあるが、自自公のような理念なき単なる数合わせでは、国民の望む政治は行われない」と指摘。さらに「危機管理や経済、雇用に対する国民の不安に乗じて国の管理を強化する統治のあり方を認めるわけにはいかない」と述べ、1.総保守化に対する新しいリベラルの旗をしっかりと掲げる 2.社会正義や社会政策をより重視する方向への政策転換を進める――との考えを明らかにした。
また鳩山幹事長代理は菅代表を「尊敬すべき第一の友人。(選挙で争っても)信頼関係は崩れない」と評価した上で、党の現状について、「菅代表ひとりに頼りすぎている状況から脱却し、民主党にもいろんな顔(人)や主張、政策の幅広さがあること――国民政党足りうる条件を兼ね備えつつあることを国民のみなさんに示せるよう、明るくさわやかな代表選挙を行いたい」と述べた。
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