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2006/07/11
常任幹事会を開催し、衆院第5次公認を承認、代表選日程を決定
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11日午前、党本部において第376回常任幹事会が開かれ、中国訪問団の報告、衆院選第5次公認内定の承認、代表選挙日程の決定などが行われた。
会議は川端達夫常幹議長の司会で進められ、冒頭に小沢一郎代表が挨拶を行った。小沢代表は、暑さに負けず頑張って欲しいと述べた後、中国訪問について触れて、いろいろな課題についてお互いの努力で解決するために継続して交流を続けていくと述べた。また代表は、来年の参院選で反自公勢力が過半数をとれるようにするため、一人区を中心に候補者の選定を急ぎ、お盆までには決めたいと語った。
報告事項では、まず鳩山由紀夫幹事長が本日午後に両院総会、14日に全国幹事長・選挙責任者会議を開くことを報告した。山岡賢次副代表からは、中国訪問団が手厚い歓迎を受け中国要人と会談したこと、訪問の最中に起こった北朝鮮のミサイル発射問題の解決に向けて積極的に働きかけを行い、中国側も応じてくれたことなどを報告した。赤松広隆ジャワ島地震救援対策本部長(副代表)は、現地調査、募金活動、NGOへの寄付などの同本部の活動を報告した。荒井聰国会対策委員長代理は、重要問題について閉会中審査を求めていること、安全保障委員会や拉致特別委員会で閉会中審査を行ったこと、農水委員会、外務委員会および財政金融委員会における審査を求めていることを報告した。郡司彰参議院国対委員長は、外交防衛委員会の理事会において閉会中審査を行ったこと、財政金融委員会での審査を求めていることを報告した。松本剛明政策調査会長は、政調での論議の状況について報告した。
安住淳選挙対策委員長は、選対委員会において行われた和歌山県議会補選(和歌山市選挙区)における藤本眞理子氏の公認決定および来年の統一自治体選挙における道府県議会候補者156人および政令市議会選挙候補者135人の公認・推薦の追加決定を報告した。また選対委員長は、候補者公募(人材募集)への応募者は1314人にのぼり、04年の713人を超えて過去最高となったこと、その中から都道府県連と協議の上で衆参の候補者を選定していくこと、選定は有識者を交えて行うことなどを報告した。大畠章宏組織総局長は、党員・サポーターの定時登録の最終集計を発表し、党員41799人、サポーター202683人、合計244482人の登録が行われてことを報告した。また、各総支部において党員・サポーターとの対話集会を行うように呼びかけていくと述べた。平野博文総合調整局長は、パキスタン地震支援対策本部の募金活動の成果と寄附を行う対象の団体について報告した。羽田孜最高顧問は、ドミニカ大統領、アフガニスタンのカルザイ大統領、スペイン議員団などと会見を行ったことを報告した。
議題は報告承認事項に移り、まず鳩山幹事長が北朝鮮ミサイル発射対策本部、B型・C型肝炎総合対策推進本部、教育再生本部の設置について報告し、承認された。安住選対委員長は、茨城2区の小林誠内定候補者の内定辞退および第5次衆院内定候補者6人を報告し、承認された。新たな内定候補者は、埼玉9区の五十嵐文彦、埼玉10区の松崎哲久、千葉5区の村越祐民、岐阜1区の柴橋正直、大阪5区の稲見哲男、沖縄4区の瑞慶覧長敏である。選対委員長は、小選挙区での勝利を目指すため、内定候補者の活動状況を厳しく監督していきたいと語った。大畠組織総局長は、総支部代表者の暫定総支部長への変更、総支部名称の変更、行政区支部の設立を報告し、承認された。
議題は協議事項に移り、鳩山幹事長が代表選挙に関して常幹が決定すべき事項を提案した。その内容は、代表選挙を9月12日に告示し、同25日を選挙期日とすること、公認内定者を含む国政選挙の公認候補者を国会議員に準じる有権者とすること、代表選挙の候補者は国会議員のみとすることなどである。これに加えて松本龍中央代表選管委員長より、選挙期日にも選挙運動を行うために選挙期日を含めて選挙運動期間を14日間とすること、有権者数が基準を満たさないために代表選挙のポイントの配分されない総支部は今後の名簿の調整を経て明らかになること、すでに代表選挙の方法が周知されているため中央・地方選管会議は開催しない方針であることなどが補足された。代表選挙に関する提案は、全員一致で決定された。
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