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2006/07/18
小沢代表、ジャワ島の地震津波被害にお見舞い表明 会見で


小沢一郎代表は18日午後、党本部で定例の記者会見を行い、インドネシア・ジャワ島の地震津波被害に対してお見舞いを述べた後、記者からの質問に答えた。

 冒頭、小沢代表は、インドネシアのジャワ島が大規模な地震による津波被害に襲われたとの報道に言及し、「心からお見舞いを申し上げる。被災者の復興支援等について、政府はもとより私どもとしても、微力ながら手伝いを考えていかねばならない」と述べた。

 北朝鮮への追加的な経済制裁の発動について、見解を記者から求められると、為政者はあらゆることをきちんと考えた上で判断をしなければならないと指摘。「あらゆる話し合いの手段を尽くしても、北朝鮮が挑発的な、独善的な暴走を止めないということであれば、それはもちろん最終的に制裁も考えねばならないけれども、日本一国でやるには限度がある。世界全体の共同作業でやらなければ、実際の制裁は効果を持たない」などと考えを語った。

 参院選に向けた全国行脚については「『毎週でも毎日でも回る』という私のメッセージは、各都道府県で(候補者擁立という)難しい問題に真剣に取り組んでいく上において、非常に役に立っていると思っている」とコメントし、順調に進んでいるとの認識を示した。

 小沢代表はまた、沖縄視察に関連しての質問に対しては、今の仕組みやあり方を前提とした特定地域の政策よりも「もっと根本のことが念頭にある。中央集権的統治の機構を変えなくてはならない」と指摘。基地問題であれば、日米安全保障の考え方と役割分担など基本の考え方を明確にすることが大切だとした。

 小沢代表はこのほか、教育基本法案と愛国心の問題などについて答えた。
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