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2006/08/12
小宮山・千葉両ネクスト大臣が伊勢原で国民重視の政治の実現訴え




 小宮山洋子『次の内閣』ネクスト子ども・男女共同参画・人権・消費者担当大臣は12日午後、地元神奈川県選出の千葉景子参議院議員(ネクスト法務大臣)らとともに、神奈川県伊勢原市を訪れ、税金がムダなく使われる政治の実現や、国民の皆さんの意見をもとにした政策を実現することの重要性を訴えかけた。

 小宮山議員はこの中で、「ごく普通の人の声が届く政治」や「税金がムダなく少子高齢化社会のために使える政治」の重要性を特に強調。「(小泉政権の)この5年間、皆さんの暮らしで何か良くなったことがあるか」と、聞き入る聴衆に呼びかけ、教育の格差の問題などに触れつつ、「政府がどう否定しようとも、格差が拡がっていることは間違いない」と厳しく指摘した。

 そして、「政治は強い人のためにあるわけではない」として、「子どもたちや高齢者の皆さんが、自分らしく生きられるためにこそ、税金がムダなく使われるべきだ」との主張を改めて展開し、「所得の格差が、残念ながら子どもたちの教育にも確実に影響している」実態を、具体的に数字も上げて分かりやすく説明した。小宮山議員は更に、子育て、年金、医療、介護といった暮らしの安定に不可欠な問題に関して、民主党の主張を明快に説き、演説を締めくくった。

 千葉景子議員も続いてマイクを握り、地域に根ざし、「皆さんからいただいたご意見をもとに政策を実現していく」ことの重要性をまず指摘。「民主党は、小沢一郎代表の下、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長の三本柱の体制で、みんなが一丸となって政権交代へむけて一歩一歩着実に前進をしていく」状況になっていると力強く訴えた。

 その上で千葉議員は、「何のために政権交代をするのか」についても、「今を生きる皆さんや、これから未来に向かって伸びやかに育って、次の時代を背負っていかなければならない子どもたちにとっても、本当に安心して暮らすことのできる政治」を、「政権を担うことによって実現していく」との決意を語って、聴衆の拍手を浴びていた。
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