2006/08/18
小沢代表、民主党第5回東北地方自治体議員フォーラムで挨拶
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小沢一郎代表は18日、岩手県花巻市内で開催された、民主党第5回東北地方自治体議員フォーラム研修会の懇親会で挨拶に立ち、国民の将来に安心を与え、安定した社会をつくるため、政権を獲ることの重要性を訴えた。
小沢代表はこの挨拶の中で、「東北ブロックの各県から多くの方が参加してくれた」とし、「こういった、お互いに飾り気のない人間関係を築くことが大事だ」と指摘。「お互い力を合わせれば、口先だけの改革ではなく、国民の将来の安心、安定した社会をつくることができる」と強調した。
その上で小沢代表は、「平等社会であった日本が、いつの間にか格差社会になりつつある」との認識を改めて示しながら、「多くの国民はそれに対して、不満や不安を持っているが、民主党への支持に繋がらず、政権を獲り切れないことを反省しなくてはならない」とも指摘。民主党の「政策を明瞭・明快に国民に提示しなくてはならない」とした。
小沢代表は更に、「(小泉政権は)地方分権と口では言うが、いつまで経っても地方の時代はこない」としつつ、「統治の仕組みを変えないかぎり、地方分権はあり得ない」などと語った。同時に、真の改革を進めるためには、「国民にも、もう一歩の勇気と決断をして欲しい」との考えも示し、民主党政権の実現に向けた強い意欲を改めて語りかけた。
また、「お互いの協力、日常の活動が一番重要だ」との基本的な考えも改めて語った小沢代表は、このフォーラムの成果にも期待感を示し、来年の統一地方選や参院選を、「この国を根本から変える第一歩にして欲しい」などと述べた。
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