ニュース
ニュース
2006/09/07
講談社と週刊現代を名誉棄損で提訴 党と小沢代表が
 党と小沢一郎代表は、7日午前東京地裁に講談社と週刊現代を名誉棄損で訴えた。週刊現代6月3日号の「調査報道スクープ! すべては田中角栄の猿マネ小沢一郎の“隠し資産”を暴く」と題する記事、及び朝日新聞、読売新聞、毎日新聞への広告、東京都内の電車、地下鉄の中吊広告によって党と小沢代表個人の名誉が著しく傷つけられたとして、党へ3000万円、代表個人へ3000万円の支払いと謝罪広告の掲載を求めたもの。

 提訴後、平野博文総合調整局長は記者団に対して、「政治団体所有の物件(マンション等)をあたかも小沢代表個人の蓄財のごとく報じていることは、党のイメージ、代表のイメージを意図的に損なうためのものであり、司法の場で争う」と提訴の理由を述べた。

 さらに、小沢代表就任時を狙った記事掲載であり、「党と代表にダメージを与えようとしたものである」と記事掲載の意図を分析した。

 また、週刊誌発売からの本日の提訴まで時間がかかった理由について「ここに記載されているすべての物件にしっかり裏付けをとり、証拠を集めるために時間がかかった」と説明した。
記事を印刷する