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2006/09/26
新政権と大きな政策や理念の議論行いたい 幹事長


 鳩山由紀夫幹事長は26日夕、安倍内閣の閣僚人事発表を受けて、国会内で記者団の質問に答えた。

 鳩山幹事長は冒頭、誕生したばかりの内閣について、顔ぶれだけではあまり判断できないとの認識を示した上で、国民の皆さんのために、しっかりとした仕事ができるかを見極めたいとの考えを表明。第165回臨時国会の論戦を通じて、厳正に判断を行う考えを示した。

 一方で、今までの安倍首相の発言などから、新政権が必ずしも国民の期待に応えられず、新しいこともやりそうにないという思いもあると指摘。格差社会拡大や外交の問題を挙げて「こういう日本にしたのは誰の責任か。その責任の重さを感じずに(小泉内閣を)継承するのだったら、何も変わらない」「官僚主導の政治を大きく転換する力を持たないのではないか」などと語った。

 与党との対決姿勢についての質問には「正々堂々とたたかうだけだ」と答え、日本の社会の現実を見据えながら、瑣末ではなく大きな政策や理念の議論を行い、国会を活性化してゆきたいとした。
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