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2006/09/29
安倍内閣が何であるかを追及する 荒井議運筆頭理事が代議士会で


 代議士会が、29日昼院内で開かれ、議院運営委員長が、職権で2日、3日の衆院本会議の日程を決め、議院運営委員会で採決によって決定されたことが報告された。荒井聰議運筆頭理事は「怒りに震えている。協議中であったにもかかわらず、委員長が職権で2、3日の本会議の日程を立ててきた。安倍内閣が何であるか明らかにする国会論戦にしていく」と決意と怒りを表明した。

 これは、代表質問の時間を十分にとること、公党である国民新党に代表質問の時間を与えるよう要求していたにもかかわらず、一方的に慣例に従うとして議院運営委員会の理事間協議では、折り合わず、国会対策委員会レベルでの協議中に、職権を発動したことに抗議したもの。

 燒リ義明国会対策委員長も「委員長職権と委員会の採決で2、3日の日程を決めた。2日の本会議には鳩山由紀夫幹事長が、3日の本会議には松本剛明政調会長が立つ。国民のための政治、国民の中の政治のために闘っていきたい」と国会論戦への決意を改めて表明した。

 次に、大阪府連代表として平野博文国対委員長代理が、大阪9区の衆議院補欠選挙への支援を、神奈川16区の責任者として菅直人代表代行が、神奈川16区への補選への支援をそれぞれ訴えた。

 また、松本政調会長が、昨日開かれた『次の内閣』での決定事項を「衆参の連携、委員会での審議と政策決定の連携を基本方針とする。副大臣会議は廃止する。『次の内閣』では重要案件以外は書面による審査を基本とする」と報告した。
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