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2006/10/02
代議士会で、代表質問を前に幹事長ら挨拶


 2日午後、国会内で、衆議院本会議を前に代議士会が開かれ、安倍首相の所信表明演説に対する代表質問を行う鳩山由紀夫幹事長、松本剛明政策調査会長が挨拶した。

 冒頭、荒井聰議院運営委員会筆頭理事から、議事次第などについて報告を受けた後、高木義明国会対策委員長が挨拶。「戦後(生まれでは)初の首相と言われた割に、若さがなく、総花的で中身がない」と所信表明演説への所感を述べた上、小泉政権の主要閣僚であった安倍首相の責任を、民主党はこれから一つひとつ明らかにし、厳しく追及するという考えを示した。

 高木国対委員長はまた、通常国会の冒頭から、十分な審議時間や各会派への質問機会の付与などを求める野党に対して、与党側は、採決や委員長職権による決定などの「大変横暴なやり方」を取っていると指摘。委員会の配置などにも言及し、新しい布陣の中、それぞれの立場で、「多数決で押し切る、数の横暴」に一致団結して対抗しようと呼びかけた。

 鳩山幹事長と松本政調会長も挨拶に立ち、小沢代表との党首討論の毎週の開催を安倍首相に要求するとともに、厳しい質問を行って意気込みを示すなどと語った。
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