2006/10/10
民主党への政権交代が必要 茨木市の街頭演説で鳩山幹事長訴え
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衆議院補欠選挙が神奈川県第16区と大阪府第9区で告示された10日午前、鳩山由紀夫幹事長は大阪府茨木市内において街頭演説を行い、詰め掛けた多くの聴衆を前に、重要政治課題からの常に逃げ腰の安倍総理の政治姿勢への批判、それに代わる民主党への政権交代の必要性などを力強く訴えた。
演説の中で鳩山幹事長は、「前回の総選挙のとき、小泉政権に勢いを与えた結果、日本はどうなったのか、白紙委任を与えた結果どうなったのかというと、8.9兆円もの国民負担を増やす結果になった」と、小泉政権はただただ負担増の5年半だったと批判し、「この小泉政権を引き継いだ安倍さんに日本を任せていいのか」と強い口調で語りかけた。
さらに、「私たちはやはり、『政治は生活だ』皆さんの暮らしが政治そのものなんだという確信の下で、小沢代表を中心に前に進んでいく決意だ」と話し、「日本を変えよう、暮らしを取り戻そう、政治をもっといきいきしたものにしよう、ご祝儀相場などに惑わされずに、本当にこの国のことを(民主党と自民党)どちらが真剣に考えているのかを皆様方に判断していただきたい」と、足を止めて聞き入る多くの聴衆を前に、声を嗄らして訴えた。
この日は国民新党の亀井久興幹事長も共にマイクを握り、「安倍政権は、何をしたいのかわからない。批判すればするほど自己否定になる。先日の所信表明の中で新しい言葉をちりばめてはいたが、何を変えようとしているのか何を守ろうとするのかまったく判らない」と、安倍総理のあいまいで一貫性のなさを強い口調で批判した。
続けて連合大阪の伊藤文生会長は「小泉政権は自民党をぶっ壊すという勇ましい掛け声で登場しながら、5年半の間に働く者や高齢者方たちの生活をぶっ壊したに過ぎない」と話し、小泉政治を継いだ安倍政権を、自公政権を許さないという強い気持ちを訴えた。
また、この日は民主党大阪府連代表代行の藤村修衆議院議員をはじめ、多くの民主党国会議員も駆けつけた。
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