ニュース
ニュース
2006/10/13
連合との「共同宣言」に調印 政権交代に向け思いをひとつに




 民主党は13日午後、日本労働組合総連合会(連合)との共同宣言「ともに生きる社会をつくる」(ダウンロード参照)に調印した。党本部で調印式が行われ、民主党側から小沢一郎代表、鳩山由紀夫幹事長、直嶋正行組織委員長、奥村展三総務委員長代理(役員室担当)が出席した。

 冒頭の趣旨説明で古賀連合事務局長は、共同宣言の位置づけについて「今一度、基本的な共通認識に立ちながら政権交代に向けて頑張る、その一歩」であるとの考えを示した。小沢代表は「大変嬉しく、ありがたく、心強く思っている」と挨拶。共同宣言を契機に、緊密でより深い信頼関係を作り、目標達成のため一層努力しあいたいなどと述べた。高木連合会長からは、政権交代を目指し、今まで以上に支えあい助け合いながら、馴れ合わず緊張感を持って話をする関係を作ることにも言及した挨拶の言葉が述べられた。

 高木会長と小沢代表は共同宣言に署名・交換。堅い握手を交わした。

 直嶋組織委員長は終了後、記者団に、選挙などになると具体的な政策協定を結ぶことはあったが、このような形で連合と民主党が共同宣言を出したのは初めてであると表明。我々の思いを共通のものにできたらという考えから協議が始まり、共通認識が整理されたとした。
ダウンロード
PDF 「ともに生きる社会をつくる」共同宣言」
記事を印刷する