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2006/10/24
神奈川16区補選候補・後藤祐一さん 代議士会で活動継続の決意表明


 国会内で24日、衆議院本会議に先立ち、代議士会が開かれ、神奈川県第16区衆議院補欠選挙で善戦した後藤祐一さんが心からの謝意を示して活動を継続していく力強い決意を表明するとともに、本会議の議事日程等について報告・確認があった。

 小平忠正代議士会長の司会のもと、党本部責任者として神奈川16区補選応援の中心を担った菅直人代表代行がまず挨拶に立ち、選挙戦での協力に謝意を示すとともに、「結果として当選までに至らなかったことをお詫びする。しかし、結果として未来に向かって可能性のある形になった」と語り、選挙戦術等も含め、今後の選挙に生かしていく考えを示した。

 一方、鳩山由紀夫幹事長は、二つの補欠選挙でそれぞれの候補者が個性を活かし、全力を尽くしたが善戦及ばず勝利できなかった責任を痛感しているとし、選挙協力に謝意を表明したうえで、鉢呂吉雄選対委員長を中心に敗因の分析・総括を行っているとした。

 荒井聰議院運営委員会筆頭理事は報告で、麻生外務大臣が衆院外務委員会で日本が核保有について議論するのも大事だと発言した問題について取り上げ、「外務大臣によるこの発言は核不拡散条約の脱退をも意味する」と厳しい口調で指摘したうえで、内閣不一致ともいえるこの発言をめぐる政府の姿勢を問うべく、予算委員会の開催を求めていく考えを示した。

 最後に、本会議で「消費生活用製品安全法改正案」の質疑を行う北神圭朗議員が挨拶に立ち、パロマの事件をきっかけに製造事業者に報告義務を課して行くものであると説明したうえで、パロマだけでなく、製造業の実態について細部について質して行く考えを力強く表明した。
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