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2006/11/02
小沢代表、沖縄で「政治は生活だ」と訴える




 小沢一郎代表は沖縄県知事選が告示された2日、沖縄県与那国島、波照間島、宮古島を訪れ街頭演説会を開催し、自公政権を倒し民主党が政権を取り、政治を国民の手に取り戻そうと訴えた。

 小沢代表は「政治とは生活なんです。しかし、最近の政治はこの基本を忘れてしまっている。小泉政権の5年半も、それを受け継ごうとしている安倍さんもこのことを忘れ、その結果、個人と個人の格差、大企業と中小企業の格差、そして都市と地域の格差が広がってしまった」と、自民党政権下では格差が広がる一方だと厳しく批判した。

 「東京の霞ヶ関の一部の官僚が決めている個別の補助金をやめて、一括して地方に渡し、自由に使えるような制度にしなくてはならない]とも主張。沖縄というと基地に依るところが経済の大きな位置を占めているが、基地に依存する必要のないよう、地場の伝統的な産業を活かしたり、特産品を市場に出回るようにしていく。それを県が主体になって行い、国がそれをバックアップする。これが本当の地方分権だと話した。

 さらに続けて「日本中どこに住んでも、安心して安定した生活を送ることができるようにする。それができるのは与党だけ。民主党を与党にするために皆さんのお力を貸してください」と民主党への更なる支持を求めた。それに対し集まった多くの支持者、聴衆からは、賛同の大きな拍手が続いた。
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