2006/11/02
防衛施設庁官製談合事件の集中審議後、笹木・前田両理事が会見
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2日午後、衆議院安全保障委員会が開かれ、防衛施設庁の官製談合事件についての集中審議が前日に引き続き行われた。委員会終了後、同委員会の笹木竜三筆頭理事(『次の内閣』ネクスト防衛庁長官)、前田雄吉理事は、今後の対応などについて国会内で記者会見した。
冒頭、笹木議員が、同日の委員会の状況を記者団に報告した。笹木議員は、同年2月22日の予算委員会で、高山智司議員が行った、証拠隠滅の可能性についての質問に対して、額賀防衛庁長官(当時)が虚偽答弁をした疑いがあることに言及。7日の委員会へ額賀議員の参考人招致を要求しており、理事会で協議して委員長に委ねられた状況にあるとした。前田議員もまた「(審議の)前提となる資料や根拠となる証言記録はきちんと開示されるべきだ」と述べ、厳重な抗議を行っていると明らかにした。
笹木議員は、6月15日の報告書発表で一件落着ではないと強調し、当時、防衛庁長官が防衛施設庁の解体について述べた決意が、現在の委員会の答弁からはとても感じられないと語った。
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