ニュース
ニュース
2006/11/09
額賀前防衛長官の参考人招致などを要求 民自国対委員長会談決裂
 民主党と自民党の国会対策委員長会談が、9日夕刻から断続的に開かれ、防衛施設庁の談合問題、教育基本法改正案に関する問題で協議が行われた。

 会談で民主党の燒リ義明国会対策委員長は、与党に対して、本日の安全保障委員会の強行開催に抗議するとともに、安全保障委員会への額賀前防衛庁長官の参考人招致、談合に関するすべての資料を明らかにすること、15日に教育基本法改正案で中央公聴会を開催すること、未履修問題で中学校の資料を提出することを求めた。

 これに対して、二階自民党国会対策委員長は、中央公聴会の開催には応じたものの、その日の15日中の委員会採決、16日の本会議採決を提案、額賀前防衛庁長官の参考人招致は前例がないとして拒否、資料請求に関しては誠意を持って対応すると答えた。

 このため、会談は決裂。国会での新たな日程協議には応じないこととなった。

 会談後の記者会見で燒リ国対委員長は、明日(10日)午前10時から、自民党と国対委員長会談を開くことを明らかにした。
記事を印刷する