2006/11/10
民自国対委員長会談を開催、高木委員長、会見で経緯を報告
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10日午前、民主党の高木義明国会対策委員長は、国会内で自民党の二階国対委員長と会談し、教育基本法改正案の審議日程や防衛施設庁の談合問題を協議した。
高木国対委員長は、会談終了後に記者会見し、会談の経緯を報告。民主党から、15日に教育基本法改正案に関する中央公聴会の開催を提案し、その後の日程協議には応じられず、むしろ切り離すべきことだと指摘し、休憩を挟んで自民党側からも提案が示されたとした。
協議の結果、いじめや未履修問題について14日に集中的な審議を行うこと、教育基本法改正案についての中央公聴会を15日に開催することで合意し、衆院教育基本法特別委員会のその後の日程については、13日に改めて協議することになった。
高木国対委員長はまた、防衛施設庁の官製談合問題をめぐり民主党が求めてきた額賀前防衛庁長官の参考人招致や、資料請求についても、議論が続けられたと表明。「さらに努力したい」との与党側の見解を受けて、13日以降に再協議するとした。本日の衆院安全保障委員会の日程は休憩のままとなり、そのほか新たな日程協議に応じない姿勢で引き続き臨む考えを示した。
民自国対委員長会談の開催に先立ち、10日朝、高木国対委員長は野党国対委員長会談に出席。前日の経過を報告して意見を交換した。民主党からは、各党の立場の違いを認め合いながら、審議の中身を重視するために今後もできるだけ共同歩調を取りたいとの要請がなされた。
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