2006/11/14
高木国対委員長、河野衆院議長へ核議論問題について改めて申し入れ
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１４日午後、高木義明国対委員長が会見し、民主党をはじめ共産、社民、国民新の野党４党で同日に河野衆院議長に対し申し入れを行なったと語った。
まず高木委員長は、１１月２日に河野議長に対して、野党４党国対委員長名で（１）議長は安倍内閣に対して国会の意思を明確にし、国会を軽視する姿勢は改めるよう強く要請。（２）国権の最高機関の長として改めて全世界に向けて核廃絶に向けた我が国の強い決意を表明すること――の２点について申し入れを行なっていたことを報告。
そのことを踏まえ、高木委員長は河野議長へ、安部首相に対して麻生外相の罷免に対する申し入れを行なったことと一連の経緯を説明。その上で、「議会を軽視、冒とくする行為に対しては厳しく対応すべきである」と議長に対して改めて申し入れたとした。
河野議長は明確な態度を示さず、この問題について「与野党間で協議をして欲しい」と述べるに留まったことについて、高木委員長は「与党は先日、北朝鮮が実施した核実験に対する非難決議を全会一致で決めたにもかかわらず、核保有議論をしている。そんな状態の与党とどうやって協議することが出来るのか。議長の出来る限りのことで努力をしていただきたい」と河野議長に厳正なる対応を求めた。
また同日午後、野党４党で再度、安部首相に対して麻生外相の罷免要求を行なうことを決めたことに高木委員長は「侮辱した回答では我々も厳しい対応をとる決意を持たなければならない」と強い口調で語った。
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