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2006/11/15
小沢代表が嘉田滋賀県知事と面談 自然保護などで意見交換


 小沢一郎代表は15日夕本部で、嘉田由紀子滋賀県知事と面談し、自然と調和の取れた発展、地方自治のあり方などで意見交換した。

 特に、嘉田知事が「滋賀県の縦の狩猟時代から現代までの人間の営みが、今の滋賀県に生きていること」と語り、この滋賀の特性を生かしていきたいとしたのに対して、小沢代表は、「ぜひ、日本のモデルになって」と応ずるなど、率直な意見交換がなされた。

 地方自治に関しては、財政難を嘉田知事が「みんなで渡れば怖くないでやってきたが、財政問題はみんなで渡っても怖い。国の方がひどい状態なのにまだ、地方が陳情している」と、実情を表現。これに対して小沢代表が「国政で統治の仕組みを変えないといけない。自分たちが考えてやっていけるようにしないと」と地方分権をさらに進めることで一致した。

 また、知事は名産のフナ寿司が、フナの漁獲高の減少によって、非常に高くなっていることを話したうえで、代表にぜひ滋賀においでいただき、食べてみることを勧めた。代表は快くこれに応じた。

 話題は、選挙の方法に及び、知事が選挙戦では、最源流から遊説を始めたと報告。代表も、選挙は川上から、そして有権者の意見を聞くことと、応じた。
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