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2006/11/19
政府への国民の目は厳しい 沖縄知事、福岡市長選で鳩山幹事長が


 鳩山由紀夫幹事長は19日深夜、沖縄県知事選、福岡市長選の結果を受けて党本部で記者会見し、「福岡市長選では我が党推薦の候補が勝利したが、最も注目された沖縄で破れたのは残念」と語った。

 また、今後の安倍政権への対応について「教育基本法の行方や、麻生外相、安倍総理、久間防衛庁長官のタカ派的発言に対して国民は厳しい目を向けている」と述べ、対決姿勢を強める方針を改めて述べた。

 沖縄知事選での敗因について、これからしっかり分析するとしたうえで、「出遅れもあったが、それを乗り越えそれなり戦いができたのではないか」と、出遅れが一因であったとした。

 国会での野党共闘については「他党ともしっかり相談して決めていく」として、今後も継続する考えを示唆した。

 福岡市長選では党推薦の吉田宏候補(50)が現職の自民・公明推薦候補を2万票差で破り初当選した。

 沖縄知事選では、党など野党8党・会派が推薦した糸数慶子候補(59)が自民・公明推薦候補に僅差で敗れた。
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