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2006/11/19
糸数候補、惜しくも届かなかったが、野党協力の成果残す


 現職知事の任期満了により行われた沖縄県知事選挙は19日投票が行われ、即日開票の結果、民主党はじめ8党会派が推薦、支持した糸数けいこ候補は、あと一歩届かず、当選を逃した。

 22時半前に開票センターに姿を見せ、支持者、支援者らとともに、開票の模様を静かに見守っていた糸数候補は、結果を受けて、詰めかけた支持者らに深く頭を下げ、「皆さんのおかげでここまで県民の思いを結集できたと思う。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

 記者団からの敗戦の要因はとの問いには、「スタートの出遅れがあり、有権者にしっかりと政策を浸透できなかった」と答え、事前の準備期間の短さをあげた。

 また、野党間の連携に関する問いには「野党はしっかりと纏まって頑張った。共闘を組んで勝てるチャンスだと思っていた」と話し、「結束をして戦うこと、共闘し組んでやることは今後もある」と答え、自公政権を倒すためにも、この後も一致協力するところはして、力をひとつにして戦うことは重要との考えを示した。

 
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