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2006/11/24
小沢代表・菅代行、都知事選・参院選へ党を挙げての決意示す




 民主党の小沢一郎代表と菅直人代表代行は24日夜、都議会民主党が主催する「都議会民主党の集い」に来賓として揃って出席し、約1500人の参加者の前で挨拶を行った。

 小沢代表は冒頭、会場を埋めた参加者に謝意を表した上で、「われわれは政権交代による民主党政権の樹立を訴えている。しかし、本当に政権交代の力を備えるには、都議や区議、市町村議員の皆さんのように、毎日地域の行政を担当してくれている仲間がもっと増えていくことが重要だ。そのためには、われわれ民主党を皆さんの力で育てて欲しい」などと訴えた。

 また小沢代表は、東京の行政を担う役割は大きいとし、今度こそ新しい都政をつくっていく責任があり、来年の都知事選に対して党を挙げて取り組んでいく考えを示した。更に小沢代表は、来年の参議院選挙に関して、「政治生命の全てを賭けて、国民のための政権交代に全力で取り組む」との決意を熱く語った。

 続いて菅代表代行も挨拶を行い、世界的にも大都市でもあるこの東京都政をしっかりと支えるのは都議会であり、都知事であるとの考えを示し、「われわれが、この人だと思う人を次の都知事にしていく必要がある。さらにその後には参議院選挙がある。今ここにいる34人の都議団とともに、お集まりいただいた方々に更なるお力添えを心からお願いする」などと訴えた。
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