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2006/11/28
昨年の総選挙は八百長試合か 高木国対委員長、厳しく指摘


 高木義明国会対策委員長は28日午前、国対役員会後に国会内で記者会見を行い、いわゆる郵政造反組の自民党復党問題についてコメント。昨年の総選挙は何だったのかと批判を加え、「八百長試合ではなかったか」と厳しい指摘を行った。

 高木国対委員長は会見の冒頭、この郵政造反組復党問題について、「昨年の総選挙はいったい何だったのかと思わざるを得ない」と自民党の姿勢を批判。自民党候補と離党した候補が争った騒ぎは、「八百長試合ではなかったのかという思いもする」とし、「やらせタウンミーティングも合わせて、小泉劇場政治は有権者を冒とくするものではないか」と厳しく指摘した。

 そして、「選挙のためには何でもあり」の自民党に厳しく対峙し、「正々堂々、憲政の常道に立って、民意を得ていく」と高木国対委員長は語り、参議院選挙の勝利と政権交代をめざしてがんばっていく思いを新たにしたとの所感を述べた。高木国対委員長はこのほか、教育基本法改正問題、防衛庁の省昇格法案、共謀罪法案などについても状況の報告を行った。
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