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2006/12/03
造反組復党問題、国民にもう一度信を問うべき 菅代表代行


 菅直人代表代行は3日午後、山口県山口市を訪問し、記者会見を行った。

 菅代表代行はこの中でまず、山口県でも候補者が決まりつつある、来年の統一地方自治体選挙や参議院議員選挙について、改めて期待感を示した。

 また、「いわゆる郵政造反組の復党の流れが確定的になっている」ことにも、菅代表代行は言及。「それ自体は自民党の問題」だとしつつ、「小泉以前の自民党に、自民党が戻ってきた」のではないかとの見方を示した。そして、「その評価を国民の皆さんがどうされるか、注目をしている」とし、「刺客」を使い捨てにするのであれば、「もう一度国民に信を問うべきではないか」と語った。菅代表代行は更に、「参院選で、同時に信を問うのもやり方ではないか」とも指摘した。

 また、安倍内閣2ヶ月の印象について問われた菅代表代行は、「率直に言うと、影が薄いという感じだ」と厳しく指摘。郵政造反組復党問題や道路特定財源の問題などでも、主張しなくなった安倍総理に対して、「意志が見えない」と語った。
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