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2006/12/08
小沢代表ら、宋健中日友好協会会長一行の表敬訪問受ける


 民主党の羽田孜最高顧問・小沢一郎代表・鳩山由紀夫幹事長らは8日午後、党本部に宋健中日友好協会会長一行の表敬訪問を受け、意見交換を行った。

 冒頭、小沢代表が一行に対し、「わざわざ民主党本部までお越しいただき、心から歓迎、感謝申し上げる」と歓迎の辞を述べ、日中両国の長い友好関係の歴史において、わが国が色々な意味での影響を受けてきたと指摘。先の大戦での不幸な一時期ももちろんあり、「事実は事実として反省しながら、長いお互いの友好関係を将来に向けて発展させていくように努めていかなければならない」との認識を語った。

 小沢代表はその上で、政治家の一人としても、国民の一人としても、日中友好関係が大事だとの思いから、長い間にわたって自分なりに力を尽くしてきたつもりだと述べるとともに、「党の基本的な姿勢、考え方として、今後とも日中両国の友好発展のために、一生懸命努めていく」などと語った。また同時に、「お互いの努力によって、より良い将来を築いていきたい」との意欲を改めて示した。

 これに対して宋健会長からは、「皆さまとお目にかかれて大変嬉しく思う」との表明があり、民主党が両国関係を改善、発展させるために、これまで多大な貢献をしてきたとして、感謝の意が示された。また、両国関係の更なる発展のため、小沢代表をはじめとする民主党幹部の来年の訪中が要請された。

 なお今回の会談には、民主党側からは、羽田最高顧問、小沢代表、鳩山幹事長のほかに、北澤俊美副代表、山岡賢次財務委員長、岩國哲人総務委員長代理(国際担当)、古賀一成総務委員長代理(調査担当)、奥村展三総務委員長代理(役員室担当)、前田武志参議院議員、犬塚直史『次の内閣』ネクスト外務副大臣が同席した。
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