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2006/12/12
野党国対委員長会談で終盤国会対応を協議 今後も断続的に開催


 民主党は12日午後、国会内で野党国会対策委員長会談を開催。参議院の審議状況を見守りつつ、今後断続的に国対委員長会談を行って、終盤国会に対応していくことで一致した。

 会談後には高木義明国対委員長が記者会見を行い、会談では様々な問題について意見交換を行ったこと、特に終盤国会への対応を協議したことなどを明らかにした。野党共闘についても、少なくともまず、教育基本法の政府案の成立を阻止していくことで一致。参議院でかなりの数の法案が審議されており、その審議状況を見きわめる段階だとの認識の下、野党幹事長・書記局長会談については、今後必要に応じて呼びかけるということになった、と高木国対委員長は語った。

 また、麻生外相の核保有発言に伴って野党が罷免要求を出していることも踏まえ、幹事長レベルでこの問題への対応を決めていくべきとの考えでも一致。当面は、明日午前中の衆院教育基本法に関する特別委員会での審議に全力を尽くし、「当然、資料要求についてもプッシュをする」と高木国対委員長は述べた。また、野党国対委員長会談については、明日以降、断続的に開いていくことでも一致したと語った。
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