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2006/12/14
緊張状態の参院を支援しあらゆる事態に対応を 高木国対委員長


 民主党国会対策委員会は14日朝、国会内で役員会を開催し、終盤国会の対応について協議を行った。

 冒頭、平野博文国対委員長代理が、「明日を最終日に迎えて、非常に緊張感ある2日間になる」とし、続いて高木義明国対委員長も挨拶を行った。高木国対委員長は、参議院の教育基本法に関する特別委員会で、与党側が本日中の締めくくり総括審議と採決を行う意向を示し、わが党は昨日の衆院教育特後に発表された、いわゆるやらせタウンミーティングの報告書に関する集中審議を求めているとの状況を報告した。

 そして、「場内協議も含めて今日の採決はさせないという努力をするが、予断は許さない」とし、「全参議院議員が緊張状態に入っている」と指摘。「私どもとしても、これを最大限支援していく態勢をとる」と語った。そして、あらゆる事態に対応すべく、「政府案は通さないという基本スタンスを踏まえながら、努力をしていきたい」との決意を語った。役員会はこの後、休憩となった。
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