2006/12/21
本間政府税調会長の辞任は遅すぎた対応 菅代表代行
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菅直人代表代行は２１日午後、党本部で記者会見し、本間政府税制調査会長の辞任について「遅すぎた対応」と見解を示した。
菅代表代行は冒頭、青島幸男前東京都知事の死去について「色々な思い出のある方で、残念だ」と哀悼の意を表した。
本間政府税制調査会長の辞任報道については「安倍総理の優柔不断さが象徴的。決断力の無さを示している」とコメント。問題の決着を延ばした一連の経緯について、首相は国民への説明責任を果たすべきとの考えを示した。「税金で賄われている官舎の使用について、国民から疑念を持たれるような行動は、批判をされて仕方がない。今回の辞任は遅すぎた対応だ」と見解を述べた。
出生率の低下の問題にも言及し、雇用についての年齢差別禁止法制定を推進する考えを提示。社会保険庁を解体して歳入庁とする法案についても、通常国会での提出へ向けて実現をはかりたいとした。
さらに、野党共闘に関する質問を受けた菅代表代行は「色々な指摘について謙虚に聞かなければならない」と述べた上で、来年の通常国会において、政府与党としっかりした対決姿勢を取る重要性を強調。次の参院選で民主党を選択してもらえるような、国民の判断材料としてふさわしい戦いを行なわねばならないと語った。
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